おりもの・かゆみのトラブル
「我慢できないかゆみ」「白いポロポロしたおりもの」はカンジダのサイン。
再発しやすい症状だからこそ、日本専門医機構認定産婦人科専門医による適切な治療が必要です。

院長 日本専門医機構認定産婦人科専門医
塩谷 茉智子
「性病かな?」とひとりで悩まず
早めの受診で治しましょう。
デリケートゾーンの強いかゆみや、いつもと違うおりものに驚かれる方は少なくありません。
膣カンジダは、性行為がなくても発症する「ありふれた病気」です。風邪を引いたり、疲れが溜まって免疫が落ちている時に、常在菌であるカンジダ菌が増殖して起こります。
恥ずかしがる必要はありません。お薬を使うことで、多くの方は数日でかゆみが和らいでいきます。
当院では、検査で原因を確かめたうえで、その日のうちに治療を始められます。再発を繰り返す方には、生活面のアドバイスもあわせて行っています。
症状からセルフチェック
今の症状がカンジダによるものか、それとも別の原因かを確認したい方は
産婦人科専門医監修のセルフチェックをご利用ください。最短1分で受診の目安がわかります。
おりものの色やにおいが気になる方は
おりものの異常セルフチェック
性行為による感染が心配な方は
性感染症セルフチェック
※セルフチェックは診断を行うものではありません。受診の目安としてご利用ください。
膣カンジダとは?
カビの一種(真菌)が異常増殖して起こる炎症です。
性行為がなくても発症する、女性にとって非常に身近なトラブルです。
カンジダを繰り返してしまう方へ
「治ったと思ったら、また」「毎月、生理前になると」
そうした繰り返しには、理由があります。
🦠もともと腟にいる菌だから
カンジダは性感染症ではなく、常在菌です。体の外から新しくもらう病気ではないため、体調が変われば誰にでも起こりえます。
🌙生理前に免疫が落ちるため
ホルモンの変動で腟内環境が変わり、生理前に症状が出る方は少なくありません。「毎月同じ時期に」という方は、この影響が考えられます。
💊抗生物質を飲んだあと
膀胱炎や風邪で抗生物質を使うと、腟内の善玉菌(乳酸桿菌)まで減り、カンジダ菌が増えやすくなります。
🧼洗いすぎ・蒸れ
石鹸でしっかり洗うほど良いと思われがちですが、逆に善玉菌を洗い流してしまいます。ナプキンの蒸れも誘因になります。
年に4回以上繰り返す場合は「再発性外陰腟カンジダ症」と呼ばれ、通常とは治療の進め方が変わります。
背景に糖尿病などが隠れていないかの確認が必要なことがあり、また通常より長い期間の治療(維持療法)をご提案する場合もあります。市販薬で症状を抑えるだけでは、この繰り返しから抜け出せません。
「またか」と諦めてしまう前に、一度きちんと調べてみることをおすすめします。
整腸剤という選択肢もあります
腟の中は本来、乳酸桿菌(ラクトバチルス)が優勢な状態に保たれています。このバランスが崩れると、カンジダが再発しやすくなったり、細菌性腟症を繰り返したりすることがあります。
腸内環境と腟内環境の関連については研究が進められており、経口の整腸剤を続けた群で、正常な腟内フローラの割合が高かったという報告があります。当院では、繰り返してお困りの方に、ご希望を伺ったうえで整腸剤をご案内することがあります。
※整腸剤の承認された効能・効果は「腸内菌叢の異常による諸症状の改善」です。腟の環境を整えることを目的として承認されたお薬ではなく、この目的での使用は適応外使用にあたります。医薬品副作用被害救済制度の対象外となり、再発を防ぐ効果が確立しているわけではありません。
※繰り返すカンジダには、まず抗真菌薬による治療や、背景に糖尿病などがないかの確認を行います。
再発を減らすために、ご自身でできること
- 石鹸でゴシゴシ洗わず、お湯で優しく洗う
- 通気性のよい下着を選ぶ(締めつけの強いものは避ける)
- ナプキンやおりものシートをこまめに交換する
- 疲れやストレスをためこまない、睡眠を確保する
- 症状が消えても、お薬は指示された期間まで使い切る
当院では、繰り返す方に整腸剤をご案内することもあります。ただし腟カンジダの再発予防として承認されたものではないため、ご希望を伺ったうえでご提案しています。生活面の工夫とあわせて、ご相談ください。
当院の治療方法
当院では、カンジダの治療薬(抗真菌薬)を処方します。
オンライン診療なら、ご自宅にいながらお薬を受け取ることも可能です。
1. 腟錠(ちつじょう)
腟の奥に入れて、カンジダ菌の増殖を抑えるお薬です。多くの方は数日でかゆみが和らぎます。
※来院時は医師が洗浄・挿入します。
2. 塗り薬(クリーム)
外陰部のかゆみや赤みが強い場合に併用します。外側の炎症を抑えます。
3. 整腸剤(ご希望に応じて)
繰り返す方に、ご希望に応じて整腸剤をご案内することがあります。
※整腸剤の承認された効能は「腸内菌叢の異常による諸症状の改善」であり、腟カンジダの再発予防として承認されたものではありません。
受診方法について
ご希望に合わせて「対面診療」か「オンライン診療」をお選びください。
※オンラインでも、症状があれば医師の判断で保険適用となる場合があります。
料金について
自費診療(お薬のみ購入など)の場合の料金目安です。
※症状があり、医師が必要と判断した場合は保険適用となることがあります。
💰 総額費用シミュレーション(自費)
スタイルを選ぶと、自由診療の概算総額がわかります。
本州・四国 1,500円/北海道・九州 1,900円/沖縄 2,100円
※離島はお届け先が属する都道府県の区分を適用します。
※自費診療の概算です。症状がある場合は保険診療となることがあります(下記参照)。正確な金額は診察時・決済時にご提示いたします。
症状があり、医師が疾患と診断した場合は健康保険が適用されます。診察料・検査料・お薬代は、負担割合や診察内容によって変わるため、診察時にご案内します。
(オンライン診療の場合、別途システム利用料880円と、紙の処方箋をご希望の場合は郵送料550円がかかります。電子処方箋をお選びいただくと郵送料は不要です)
※必ず保険証をお持ちください。
✨ 自由診療料金表
| オキナゾール腟錠 (6日分) | 2,500円 |
|---|---|
| 整腸剤(ビオスリー配合錠・1ヶ月分) | 2,500円 |
- 初診初診料3,300円
- 再診再診料1,100円
※お薬代・検査代・文書作成料は別途かかります。
※最終来院日から期間が空いた場合や、別の症状で受診される場合は、再度「初診料」がかかることがあります。
※保険診療の処方箋は電子処方箋・紙の処方箋のいずれかをお選びいただけます。発行自体に追加費用はかかりません。
保険診療の処方箋は、電子処方箋を選べば郵送が不要になり、送料はかかりません。
紙の処方箋や診断書などの書類をご希望の場合は、「標準」でのお届けとなります。お急ぎの場合は変更を承ります。
※すべての配送にお問合せ番号(追跡)が付きます。ポスト投函となります。
- 電子電子処方箋 郵送不要・保険診療のみ/システム利用料880円のみ0円
- 基本標準 紙の処方箋・書類の郵送/追跡あり550円
- 希望制お急ぎ お早めにお届けします/追跡あり950円
※電子処方箋は保険診療が対象です。自費診療は制度上の対象外のため、紙の処方箋またはお薬の郵送となります。
※お受け取りになる調剤薬局も電子処方箋に対応している必要があります。
▶ 電子処方箋について詳しく見る
ピル等の自費診療で、お薬そのものを当院から直接郵送する場合の送料です。
送料はお届け先の地域により異なります。
※すべての配送にお問合せ番号(追跡)が付きます。
- 基本通常便 サイズ変動あり1,500円〜
- 本州・四国1,500円
- 北海道・九州1,900円
- 沖縄2,100円
- 対象薬チルド便 要冷蔵薬など1,600円〜
- 本州・四国1,600円
- 北海道・九州2,000円
- 沖縄2,200円
※離島の場合、お届け先が属する都道府県の区分を適用します。
※お薬の容量やサイズにより、上記と異なる場合があります。正確な金額は診察時にご案内します。
💰 お支払い総額のイメージ
「診察料」+「書類代・お薬代」+「システム料」+「送料」
= ご請求金額
- 保険診療で電子処方箋をお選びの場合は郵送が発生しないため、当院へのお支払いは「診察料+システム利用料880円」のみです。お薬代・調剤料は薬局へお支払いいただきます。
- 保険診療で紙の処方箋をご希望の場合は、上記に郵送料(標準550円/お急ぎ950円)が加わります。
- 診断書や紹介状などの【書類】も同じ送料で郵送可能です。
- 自費診療(ピル等)の場合は、院内処方にて【お薬現物】をご自宅へ郵送いたします。送料はお届け先の地域により異なります。
| 治療の内容 | 外陰腟カンジダ症の検査および治療 おりものを採取して顕微鏡等で確認し、抗真菌薬の腟錠を処方します。外陰部の症状が強い場合は、抗真菌薬のクリームを併用します。繰り返す方には、ご希望に応じて整腸剤をご案内することがあります。 |
|---|---|
| 承認区分・ 保険適用について | 国内承認薬 使用する抗真菌薬は、国内の医薬品卸売販売業者を通じて仕入れた国内承認薬で、カンジダに起因する腟炎・外陰腟炎に対する適応内での使用です。個人輸入した医薬品は使用していません。 症状があり、医師が疾患と診断した場合は健康保険が適用されます。対面・オンラインのいずれでも、症状があれば保険診療となることがあります(医師が判断します)。症状がない場合や、ご希望のみでお薬を処方する場合は自由診療となります。 整腸剤について:承認された効能・効果は「腸内菌叢の異常による諸症状の改善」であり、腟カンジダの再発予防として承認されたものではありません(適応外使用)。この目的でのご使用は自由診療となり、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。 |
| 費用 | 自由診療の場合:オキナゾール腟錠(6日分)2,500円/整腸剤(1ヶ月分)2,500円(いずれも税込)。別途、初診料3,300円または再診料1,100円がかかります。オンライン診療の場合はシステム利用料880円と、お薬を配送する場合の送料1,500円〜2,100円(地域により異なります)が加わります。 保険診療の場合の診察料・検査料・お薬代は、負担割合や診察内容によって変わるため診察時にご案内します。 |
| 主なリスク・副作用 | 抗真菌薬の腟錠・クリームにより、使用した部位のかゆみ、刺激感、発赤、熱感、かぶれなどが起こることがあります。使用中に症状が強くなった場合は中止してご相談ください。 頻度は高くありませんが、重いアレルギー反応があらわれることがあります。 整腸剤では、腹部膨満感や軟便などが起こることがあります。 |
| 注意事項 | 症状が消えても、お薬は指示された期間まで使い切ってください。途中でやめると再発しやすくなります。 2週間経っても改善しない場合は、細菌性腟症・トリコモナス腟炎・接触皮膚炎など別の原因の可能性があります。自己判断で抗真菌薬を使い続けず、再度ご相談ください。 オンライン診療でのお薬の処方は、過去に医療機関で腟カンジダ症と診断されたことがあり、今回も同じ症状が出ている「再発」の方が対象です。初めて症状が出た方は、対面診療での鑑別をおすすめします。 |
よくある質問
- Q. 検査は痛いですか?
- A. 腟内のおりものを綿棒でぬぐうだけですので、痛みはほとんどありません。内診台での診察も短時間で終わります。
- Q. 市販薬で治せますか?
- A. 過去に医療機関でカンジダと診断されたことがある「再発」の方は、市販薬を使える場合があります。一方、初めて症状が出た方や、市販薬を使っても治らなかった方は、別の病気の可能性があるため受診してください。当院のオンライン診療では、医療用医薬品(処方薬)をご自宅へお届けできます。
- Q. 生理中でも検査できますか?
- A. 経血量が多いと正確な診断が難しい場合がありますが、症状が辛い場合は診察・洗浄・投薬が可能ですので、遠慮なくご相談ください。
- Q. 性病ですか?パートナーに移りますか?
- A. 性病(性感染症)ではありません。ただし、性行為によってパートナーに感染し、亀頭包皮炎(かゆみ・赤み)を起こすことはあります。心配な場合はコンドームを使用し、症状が落ち着くまで控えることをおすすめします。
- Q. カンジダを繰り返してしまいます。なぜですか?
- A. カンジダの原因菌(カンジダ・アルビカンス)は、もともと腟内にいる常在菌です。性感染症ではないため、体調や免疫の変化によって誰にでも繰り返し起こりえます。抗菌薬の使用、疲労や睡眠不足、ストレス、妊娠、糖尿病、蒸れ、洗いすぎなどが誘因です。年に4回以上繰り返す場合は「再発性外陰腟カンジダ症」と呼ばれ、背景に糖尿病などがないかの確認や、通常より長い期間の治療(維持療法)が必要になることがあります。市販薬で一時的に抑えるだけでは繰り返しから抜け出しにくいため、繰り返している方は一度ご相談ください。
- Q. 再発を予防する方法はありますか?
- A. 腟内の善玉菌(乳酸桿菌)を保つことが基本です。石鹸でゴシゴシ洗わずお湯で優しく洗う、通気性のよい下着を選ぶ、ナプキンやおりものシートをこまめに交換する、疲れをためないといった生活面の工夫が役に立ちます。当院では、繰り返す方に整腸剤をご提案することもありますが、これは腟カンジダの再発予防として承認された用法ではないため、ご希望を伺ったうえでご案内しています。
- Q. 治療にはどのくらいで治りますか?
- A. 腟錠を使用した場合、多くの方は数日でかゆみが軽くなり、1週間前後で症状が落ち着きます。ただし症状が消えてもお薬は指示された期間まで使い切ってください。途中でやめると再発しやすくなります。2週間経っても改善しない場合は、別の原因(細菌性腟症やトリコモナスなど)の可能性があるため、再度ご相談ください。
- Q. オンライン診療では、どのような場合に処方できますか?
- A. 過去に医療機関で腟カンジダ症と診断されたことがあり、今回も同じ症状が出ている「再発」の方が対象です。初めて症状が出た方は、他の病気との鑑別が必要なため対面診療をおすすめします。オンライン診療は21:30〜24:00・365日対応しており、お薬はご自宅へ郵送します。
- Q. 妊娠中でも治療できますか?
- A. はい、妊娠中でも治療できます。妊娠中はホルモンの影響でカンジダになりやすく、決して珍しいことではありません。妊娠中に使用できる腟錠がありますので、妊娠中であることを必ずお伝えください。出産時に赤ちゃんへ感染することを防ぐ意味でも、放置せず治療しておくことが大切です。
- Q. おりものは普通なのにかゆいのですが、カンジダですか?
- A. おりものに変化がなくかゆみだけがある場合は、カンジダよりも接触皮膚炎(かぶれ)や乾燥が原因のことが多いです。ナプキンの蒸れ、洗いすぎ、下着の締めつけ、脱毛後の刺激などが誘因になります。原因によって必要なお薬が異なりますので、自己判断で抗真菌薬を使わずご相談ください。
診療時間とお問合せ先
産婦人科SIOクリニック 【保険適用】
〒158-0081 東京都世田谷区深沢5丁目2-9 ニューライフ等々力115号室
TEL 03-5760-6680 MAIL info@sio.clinic
-診療時間:土日祝 10:00 – 17:00
-オンライン診療:365日 21:30 – 24:00
👩⚕️は対面とオンライン診療/📶はオンライン診療のみ
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
10:00 ~ 17:00 | - | - | - | - | - | 👩⚕️ | 👩⚕️ |
21:30 ~ 24:00 | 📶 | 📶 | 📶 | 📶 | 📶 | 📶 | 📶 |
























