こんにちは。産婦人科SIOクリニック 院長の塩谷 茉智子です。
毎月やってくる、耐えがたい生理の痛み。あるいは生理前のコントロールできないイライラや絶望感(PMS・PMDD)。
「本当はベッドから起き上がれないくらい辛いのに、薬を無理やり飲んで満員電車に乗っている」
「男性の上司には言いづらいし、同性の同僚にすらこの辛さを誰もわかってくれない…」
そんな風に、ギリギリの状態で頑張り続けている女性を診てきました
今回は、どうしても休めない・なんて言ったらいいのかと悩む方へ、あなた自身を守るための「診断書の意外な使い方」について、産婦人科専門医の立場から解説します。
「PMSや生理痛で休むのは甘え」と、自分を責めていませんか?
「これくらいで休むのは甘えだ」「他の女性は普通に働いているのに」と自分を責めないでください。生理痛の重さやホルモンへの感受性は、一人ひとり全く違います。
実は、痛みを我慢して強いストレスを感じながら働き続けることは、自律神経やホルモンバランスをさらに乱し、翌月の症状をさらに悪化させてしまう「負のループ」を引き起こすことがあります。
辛い時にしっかり休むことは、決して逃げではありません。症状の悪化を防ぎ、あなた自身の体を守るための立派な治療行動です。
正式に休むにはどうすればいい?「「診断書」を使った柔軟な環境調整
「でも、生理痛やPMSくらいで会社を休ませてなんて言えない…」
「生理休暇の制度はあるけれど、周りの目が気になって取りづらい…」
そんな時に頼っていただきたいのが、私たち産婦人科医が発行する「診断書」です。
診断書と聞くと「長期間、休職するためだけのもの」と思うかもしれません。しかし実際には、もっと柔軟に「働き方を調整(環境調整)」するためのツールとして使うことができます。
例えば、当院では以下のような内容を記載することが可能です。
- リモートワークへの切り替え
「月経困難症のため、生理開始から3日間は在宅勤務(リモートワーク)が望ましい」 - 時差出勤の申請
「月経前不快気分障害(PMDD)のため、症状が強い期間は通勤ラッシュを避けた時差出勤を要する」 - 数日間の休養(お休み)
「加療および数日間の休養を要する」
診断書という客観的な証明があることで、制度として受理しやすくなります。
即日・オンライン対応!婦人科の診断書・証明書作成について >
休職や環境調整サポートに必要な各種診断書の費用・流れを解説しています。
診断書は、あなたを守る「医学的な盾」
目に見えない女性の不調は、上司や同僚に言葉だけで理解してもらうのは非常に困難です。だからこそ、あなたの辛さを私たちが「医学的な言葉」に翻訳し、医学的な盾を作ります。
「いざとなればコレを出して休めるんだ」という安心感を持つだけでも、仕事のプレッシャーから解放されて症状がフッと和らぐ方もいらっしゃいます。
性格のせいじゃない?PMS・PMDDセルフチェック >
生理前のイライラや気分の落ち込み。今の状態から原因と受診の目安が1分でわかります。
まとめ:一人で抱え込まず、まずはご相談を
心身のバランスを崩してしまう前に。限界を迎える前に。
どうか一人で抱え込まず、ぜひ一度、当院へご相談ください
対面診療はもちろん、ご自宅からスマートフォンで受診できる「オンライン診療」にも対応しています。オンライン診療でも、診断書の発行およびご自宅への郵送が可能です。
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