こんにちは。産婦人科SIOクリニック 院長の塩谷 茉智子です。
最近、ニュースやSNSなどで「プレコンセプションケア」という言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか?
国会での議論や政府の少子化対策の中でも言及されたことで大きな話題となり、国を挙げて取り組むべき重要なヘルスケアとして、今一気に認知度が広がっています。
プレコンセプションケア(妊娠前ケア)とは?
将来の妊娠を考えながら、女性やカップルが自分たちの生活や健康と向き合い、妊娠前(プレ)から心身を整えていくケアのことです。
赤ちゃんの重要な臓器が作られるのは、妊娠に気づくか気づかないかのごく初期です。そのため、妊娠前から葉酸を摂取したり、風疹などの抗体検査を行ったりして母体の状態を整えておくことが、健やかな妊娠・出産に直結します。
【東京都】早期の検査・治療をサポートする「不妊検査等助成事業」
「子どもを望んでいるが、なかなか授からない」「自分たちの体の状態を早めに調べておきたい」というご夫婦のために、東京都では「不妊検査等助成事業」を実施しています。
ご夫婦そろって早期に検査や治療をスタートさせるための、経済的な負担を軽減する制度です。
(ご夫婦での早期治療支援)
- 目的妊娠を望むご夫婦の不妊原因の早期発見と治療(早期治療目的)
- 対象者検査開始時の妻の年齢が39歳以下のご夫婦など
(ご夫婦そろっての受診が必要) - 婚姻要件必須(法律婚または事実婚のご夫婦)
- 助成上限額ご夫婦1組につき 上限5万円(1回限り)
- 助成内容不妊検査、および一般不妊治療(タイミング法や人工授精など)の費用
※体外受精・顕微授精は対象外です。 - 申請期限検査開始日から2年以内
※令和6年4月2日以降に検査を開始した場合
※制度の詳細は変更される場合がありますので、最新情報は必ず東京都の公式ホームページをご確認ください。
【東京都】もう一つの制度「プレコンセプションケア検査費等助成」
「まだ不妊とは考えていないけれど、将来の妊娠に向けて体の状態を知っておきたい」という方のために、東京都にはもう一つの制度があります。
(妊娠・出産前のヘルスチェック支援)
- 目的妊娠前の健康状態の把握(不妊治療が目的ではありません)
- 対象者「TOKYOプレコンゼミ」を受講し、検査の初診日に18歳以上40歳未満の都内在住の方
- 婚姻要件不要(おひとりでもご利用いただけます)
- 助成上限額お一人につき 上限3万円(1回限り)
- 助成内容必須検査(尿検査・血液検査・麻疹抗体検査)と選択できる検査、および結果を踏まえた助言・相談の費用
※検査だけでは助成を受けられません。 - 実施期限令和9年3月31日(水)までに検査と助言・相談を受けること
2つの制度は、同時に受けることができません。
「なかなか妊娠しない」というお悩みには不妊検査等助成事業、「妊娠に向けて体の状態を知りたい」という段階にはプレコンセプションケアの助成が向いています。
※不妊治療のための検査や、不妊を疑って実施した検査は、プレコンセプションケアの助成の対象外です。
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当院は東京都の登録医療機関です(女性の検査・助言・相談)。
専門医と一緒に取り組む確かな一歩
助成金制度を活用しながら、ご夫婦の健康状態を客観的に把握し、早めに対策を立てることは、お二人にとってとても大きな意味があります。
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東京都の「不妊検査等助成事業」に対応した検査や治療についてもご相談ください。
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