それはPMSではなく【PMDD】かもしれません。

院長 日本専門医機構認定産婦人科専門医
塩谷 茉智子
不安な気持ちに寄り添う診療を。
国立国際医療研究センターで研鑽を積んだ日本専門医機構認定産婦人科専門医が、つらい精神症状の原因を特定し、専門的なアプローチでサポートします。
🌙 あなたのそのつらさは
「気のせい」ではありません
もしあなたが、生理の1〜2週間前に以下のような症状で、
日常生活や人間関係に深刻な影響が出ているなら、
それは通常のPMSではなく「PMDD(月経前不快気分障害)」かもしれません。

- ✔ 突然、抑うつ感や絶望感に襲われ、涙が止まらなくなる。
- ✔ 強い不安や緊張感で何も手につかない。
- ✔ 感情の起伏が激しくなり、コントロール不能なほどのイライラや怒りを感じる。
- ✔ 自己肯定感が著しく下がり、「自分はダメだ」と感じてしまう。
PMDDは「性格の問題」ではなく
治療できる病態です
PMDDは、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の変動に対し、脳内の神経伝達物質(セロトニンなど)の働きが敏感に反応することで起こると考えられています。
国際的な診断基準(DSM-5)では抑うつ障害群のひとつに位置づけられており、「気の持ちよう」や「わがまま」ではなく、医学的に定義された病態です。当院では産婦人科の視点から、ホルモンの変動を整えるアプローチを中心に治療を行います。
- 定義: PMSの中でも特に精神的な症状が重く、日常生活や社会生活に支障をきたすほど深刻なものを指します。
- PMSとの違い: PMDDは、気分障害(抑うつ、不安、感情不安定など)が特に際立って強い点が最大の違いです。
産婦人科専門医が提案する
PMDDの治療法
院長より
「PMDDは、決してあなた自身の性格の問題ではありません。治療によって症状を改善させることができ、生理前の期間を穏やかに過ごせるようになります。自己判断で悩まず、一度、日本専門医機構認定産婦人科専門医である私たちを頼ってください。」
SIOクリニックでの診療の流れ

ご予約
Webまたはお電話にてご予約ください。
問診
症状、月経周期、既往歴などを詳細にお伺いします。症状記録(基礎体温表やメモ)があれば、ぜひご持参ください。
診断と治療方針の説明
鑑別診断を含めた結果に基づき、最適な治療の選択肢(ピル、SSRI、漢方など)について、メリット・デメリットを含めて丁寧にご説明します。
治療開始とフォローアップ
治療効果を定期的に確認し、必要に応じて治療薬や生活指導を調整しながら、患者様が安心して生活できる状態を目指します。
当院の専門的な治療で、改善への道筋は見えてきます。
まずは一歩踏み出し、ご相談ください。
産婦人科SIOクリニック 【保険適用】
〒158-0081 東京都世田谷区深沢5丁目2-9 ニューライフ等々力115号室
TEL 03-5760-6680 MAIL info@sio.clinic
-診療時間:土日祝 10:00 – 17:00
-オンライン診療:365日 21:30 – 24:00
-医療機関コード:1315533427
👩⚕️は対面とオンライン診療/📶はオンライン診療のみ
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
10:00 ~ 17:00 | - | - | - | - | - | 👩⚕️ | 👩⚕️ |
21:30 ~ 24:00 | 📶 | 📶 | 📶 | 📶 | 📶 | 📶 | 📶 |
関連するご案内
費用の目安
PMDDの治療は保険診療を基本としています。
症状や治療内容により変わりますが、目安をご案内します。
診察料+システム利用料など負担割合や診察内容により異なります/お薬代は別途
- 診察料(負担割合に応じた金額)
- オンラインシステム利用料 880円
- 処方箋の郵送料 550円(電子処方箋をお選びの場合は不要です)
診察料のみ3割負担/お薬代は別途
- システム利用料・郵送料はかかりません
- 院内で処方箋をお渡しします
※症状や治療内容によって金額は変動します。正確な費用は診察時にご案内します。
※一部、自費となる検査や治療をご提案する場合があります。その際は事前にご説明いたします。
※電子処方箋をお選びいただくと、処方箋の郵送料はかかりません。
| 治療の内容 | PMDD(月経前不快気分障害)の診療 問診と症状の記録から、症状が月経前に限って現れ、月経開始後に軽くなるという周期性を確認します。そのうえで、低用量ピル(LEP製剤)によるホルモン変動の調整、漢方薬、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などを、症状やご希望に合わせて選びます。 |
|---|---|
| 承認区分・ 保険適用について | 国内承認薬 使用するお薬は、国内の医薬品卸売販売業者を通じて仕入れた国内承認薬です。個人輸入した医薬品は使用していません。 診断がついた場合は健康保険が適用されます。ただし、PMDDそのものを効能・効果として承認されているお薬は限られており、月経困難症やうつ病・うつ状態などの診断名で処方することがあります。適用の可否と診断名は、症状をふまえて医師が判断します。 |
| オンライン診療の 制限 | SSRIは向精神薬にあたるため、初診のオンライン診療では処方できません。オンラインでの初診は、低用量ピルや漢方薬からのご提案となります。SSRIが必要と判断した場合は、対面診療(土日祝10:00〜17:00)をご案内します。 |
| 主なリスク・副作用 | 【低用量ピル】 飲み始めの吐き気、頭痛、不正出血、胸の張りなど。頻度は高くないものの血栓症があらわれることがあります。ふくらはぎの痛み・腫れ、突然の息切れ・胸の痛み、激しい頭痛などがあらわれた場合は、服用を中止して医療機関を受診してください。 【SSRI】 吐き気、眠気、口の渇き、性機能への影響などが起こることがあります。飲み始めや量を変えた時期に、不安・焦り・落ち着かなさが強まることがあり、特に24歳以下の方では自殺を考える気持ちが強まる可能性が報告されています。また自己判断で急にやめると、めまいや不快な感覚などの中止後症状があらわれることがあります。量の調整や中止は必ず医師と相談してください。 【漢方薬】 発疹、胃の不快感などのほか、まれに間質性肺炎や肝機能障害が報告されています。 |
| 注意事項 | 症状が月経周期と関係なく続く場合は、うつ病や双極性障害、不安障害など別の病気が背景にあることがあります。その場合は精神科・心療内科での治療が適切なため、適切な医療機関をご紹介します。 治療の効果や必要な期間には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。 |
治療にあたって
当ページに記載された内容は、日本専門医機構認定産婦人科専門医である塩谷茉智子医師の監修のもと、医学的な知見に基づき作成されています。(最終更新日:2026年9月11日)
掲載されている治療法は、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。治療効果や副作用には個人差があります。
当院では、PMDDの治療において保険診療を基本としておりますが、一部自費となる検査や治療をご提案する場合がございます。その際は事前に明確にご説明いたします。
よくある質問
単なる「イライラ」や「気分が落ち込む」というレベルではなく、抑うつ気分、強い不安感、感情のコントロールの喪失、過度な絶望感などが主要な症状となります。これらの症状が月経前の一定期間に限定して現れ、月経が始まると消失・軽快するという周期性が特徴です。
当院では、問診や症状記録からその周期性を厳密に評価し、PMDDの診断を行います。
オンライン診療をご希望の場合、初診では低用量ピルや漢方薬によるアプローチをご提案します。診察のうえSSRIが必要と判断した場合は、対面診療をご案内いたします。当院では土日祝10:00〜17:00に対面診療を行っています。
治療期間には個人差がありますが、低用量ピルやSSRI(抗うつ薬)などの薬物療法を始めると、比較的早い段階で精神症状が和らぐ方もいらっしゃいます。なお、SSRIは初診のオンライン診療では処方できないため、オンラインでの初診は低用量ピルや漢方薬からのご提案となります。症状が安定するまで数ヶ月間の継続的な治療が必要となることが一般的ですが、治療の目標は、患者様が月経前も快適な生活を送れる状態を取り戻すことです。焦らず一緒に取り組んでいきましょう。
低用量ピル(LEP製剤): 排卵を止め、ホルモンの変動を安定させることで、症状の根本的な原因にアプローチします。PMDDへの適応を持つ特定の製剤もあります。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬): 脳内の神経伝達物質(セロトニン)の働きを整え、抑うつや不安などの精神症状を緩和します。服用方法も、症状が出る時期だけ限定的に服用する専門的な方法があります。
漢方薬・生活指導: 症状や体質に合わせた漢方薬の処方や、食事・運動・ストレス管理に関するアドバイスも並行して行います。
ただし、PMDDは日常生活に大きな支障をきたすため、症状が重い場合は、症状を速やかに緩和するために薬物療法(低用量ピルやSSRI)を推奨することがあります。当院では、治療薬の種類や副作用についても丁寧に説明し、患者様ご自身の意思を尊重した上で、一緒に治療方針を決定いたします。
ご来院の際は、以下の点をメモしてお持ちいただくとスムーズです。
・月経開始日と症状が出始めた日
・具体的な症状の内容(イライラ、落ち込み、不安など)とその程度
・服用中の薬やサプリメント
もし記録が難しければ、口頭でお話しいただくだけでも構いません。まずはお気軽にご予約ください。
自分でも止められない衝動的な怒りや攻撃性が、大切なお子様やパートナーなど、最も近しい人に向かってしまい、自己嫌悪や罪悪感に苛まれる患者様が非常に多いのが現状です。
大切なこと: つらさを一人で抱え込まず、治療という選択肢があることを知っていただきたいと思います。
当院のアプローチ: 当院では、この「衝動性」と「攻撃性」を抑えることを治療の最優先目標の一つとしています。ホルモン調整やSSRIによる専門的な治療によって衝動性を軽減し、患者様が「自分で感情をコントロールできる」という自信を取り戻すことを目指します。