妊娠中にかかると重大なリスクを伴う「風疹」と「はしか」。
お腹の赤ちゃんを守るために、パートナーと一緒に適切な免疫を。

院長 日本産科婦人科学会・日本専門医機構認定 産婦人科専門医
塩谷 茉智子
「かかったはず」「打ったはず」の不確実な記憶の前に。
「子供の頃に風疹にかかった気がする」「母子手帳は無いけれど、昔打ったはず」
そうお話しされる方の血液を実際に抗体検査で調べてみると、実は免疫が全く足りていなかったというケースが非常に多く見られます。
最も警戒すべきは、妊娠初期の女性が風疹に感染することです。赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障などの障害を伴う「先天性風疹症候群(CRS)」を引き起こすリスクが非常に高くなります。また、麻疹(はしか)への感染は流産や早産を誘発する恐れがあります。
これらは、妊娠前の「いま」ワクチンを接種しておくことで感染対策ができる病気です。抗体検査の結果で数値が低かった方はもちろん、手間に感じて検査をせず直接確実に免疫を作りたい方も、ぜひ当院での接種をご検討ください。
私はワクチンが必要?
接種判定チェック
現在の状態や過去の記録から、ワクチン接種の必要性を簡易判定します。
当院では、一度の注射で両方の免疫を作れる「MR混合ワクチン(9,000円)」をご用意しています。
当院では各種抗体検査を2,800円にて行っております。検査を希望される方は専用ページをご確認の上、ご来院ください。
ワクチンで防ぐべき、2つの脅威
成人女性・男性の感染報告が相次いでいます。油断できない重篤な感染症です。
接種の流れ
当院は平日はもちろん、土日祝日も対応しております。ご都合の良い日にご来院ください。
Web予約
「Web予約」のボタンから診察枠(対面診療)をご予約ください。予約メニューで「予防接種」または「その他」をお選びください。在庫を確実に確保するため、事前のご予約をお願いしております。
ご来院・医師の問診
当日は健康状態の確認のため、必ず検温を行ってからご来院ください。医師が問診票を確認し、現在の体調に問題がないか確認をさせていただきます。(※妊娠中の方は接種できません)
皮下注射・接種後のご案内
上腕への皮下注射を行います。接種後は、院内で15分〜30分ほど安静にしていただき、急激なアレルギー反応(アナフィラキシー)が出ないか確認してご帰宅となります。また、女性の方はここから2ヶ月間の避妊がスタートします。
取り扱いワクチンの種類と料金
大人の予防接種は「自由診療(全額自己負担)」となります。
| 👑 推奨:風疹・麻疹混合ワクチン(MR) | 9,000円 |
|---|---|
| 風疹単体ワクチン | 6,000円 |
| 麻疹単体ワクチン | 6,000円 |
基本診察料(税込)
| 初診料 | 3,300円 |
|---|---|
| 再診料 | 1,100円 |
※お薬代や検査代は別途かかります。
※最終来院日から期間が空いた場合、または別の症状で受診される場合は、再度「初診料」がかかることがあります。
※料金はすべて税込価格です。
※一度の接種で同時に両方の抗体を効率よく高められるため、当院ではMR混合ワクチンの接種を強く推奨しております。
💰 接種費用シミュレーション
ご希望のワクチンと診察料を合わせた総額(概算)がわかります。
| 治療・接種の内容 | 風疹ワクチン、麻疹ワクチン、MR(風疹・麻疹混合)ワクチンの任意接種 弱毒化させた生ウイルスを体内に注入することで、対象疾患への特異的抗体を獲得・強化し、将来的な感染を防御する予防接種です。 |
|---|---|
| ⚠️ 女性の接種後【2ヶ月間の避妊】 |
ワクチンに弱毒化ウイルスが含まれているため、胎児への影響を完全に避ける目的から、女性は接種後2ヶ月間の確実な避妊が必要です。 ※現在すでに妊娠している可能性のある女性、および妊婦さんへの生ワクチンの接種は一切行えません。 |
| 主なリスク・副作用 | 局所症状として注射部位の赤み、腫れ、痛み、硬結が現れることがあります。また、全身症状として接種後数日から2週間以内に軽度の発熱、発疹、じんましん、一過性の関節痛などの症状がみられる場合があります。極めて稀に、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病などの重篤な副作用が起きるリスクが排除できないため、接種後は一定時間の院内安静をお願いしております。 |
| 医薬品副作用被害救済制度 | 当院で使用しているワクチンはすべて国内承認の正規医薬品です。万が一、公的な基準を超える重篤な健康被害(副作用)が生じた場合には、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が定める「医薬品副作用被害救済制度」の対象となり、公的な救済サポートを申請することが可能です。 |
よくある質問
- Q. ワクチンを打った後、いつから妊活を再開できますか?
- A. 風疹・麻疹ワクチン(MR混合含む)はすべて「生ワクチン」です。お腹の赤ちゃんの安全を最優先にするため、接種した当日およびその後2ヶ月間は確実な避妊をお願いいたします。2ヶ月が経過した後は、妊活をスタートしていただけます。
- Q. 抗体検査をせずに、いきなりワクチンを打っても大丈夫ですか?
- A. はい、医学的に全く問題ありません。過去に感染歴があったり、すでに十分な抗体を持っている方が追加で接種を行っても、免疫がさらに強化(ブースター効果)されるだけで、身体に健康上の悪影響や特別な副作用が生じる心配はありません。検査に行く時間がない場合などは直接の接種をお勧めします。
- Q. パートナー(男性)が打つ場合も、避妊期間は必要ですか?
- A. いいえ、男性側が接種される場合、女性側に2ヶ月の避妊期間を設ける必要はありません。ワクチンウイルスが精液を介して女性や胎児に影響を及ぼしたという報告は無いためです。ただし、女性側が「現在すでに妊娠中」である場合は、不必要なウイルス接触機会を家庭内で避けるため、念のため出産後の接種、もしくは主治医へご相談の上でのご対応を推奨しています。
「あのとき打っておけば」の前に。
授かるための確実な免疫準備。
土日祝日も予防接種を受付しております。まずはお気軽にご予約ください。
※予約システムのメニューで「予防接種」または「その他」をお選びください。
最終更新日:2026年5月16日









