世田谷区深沢の産婦人科、SIOクリニック院長の塩谷茉智子です。
生理前のイライラにお悩みの女性はとても多いです。生理前は黄体ホルモンという女性ホルモンが優位になる時期であり、様々な症状が起こることがあります。これをPMS(月経前症候群)といいます。
PMSの身体的な症状としては、腹痛や頭痛、胸の張りなどが起こります。
精神的な症状としては、イライラや落ち込み、不安、集中できない、気力が湧かない、過食、仮眠、不眠などが起こります。特に精神的な症状は、身体的な症状よりも対人関係に影響を及ぼすことが多いので、悩まれている方が多いのではないでしょうか。
中でもイライラ症状でお悩みの患者様によく処方される、「抑肝散」という漢方薬があります。
神経が高ぶりやすい、イライラ、不眠、小児の夜泣きなどの症状のある方に処方されるもので、薬理作用としては攻撃性抑制作用、抗不安作用、睡眠障害改善作用が立証されています。
PMSの治療のアプローチとしては低用量ピルなどのホルモン療法もありますが、毎日欠かさず飲む必要があり、副作用もありますので、抵抗があるとおっしゃる方も多いです。
もちろんピルは正しく使うと非常に優れたお薬なのですが、ますは「始めやすいお薬」として、漢方から試してみるのも良いかと思います。漢方はピルのような分かりやすい副作用は起こりにくいですし、頓服で飲むこともあるような、飲み忘れにも寛容(?)なお薬です。
院長の私自身も非常に助けられた漢方薬「抑肝散」のご紹介でした。(利益相反はありません!)













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